美味しいいなり寿司の皮の作り方と詰め方
いなり寿司は、日本の家庭料理の定番であり、お祝い事や普段のお弁当にも欠かせない一品です。その魅力は何と言っても、甘辛く煮た油揚げのジューシーさと、酢飯の爽やかな酸味の絶妙なハーモニーにあります。今回は、基本に立ち返り、美味しいいなり寿司の皮の作り方と、ふっくらと美しく詰めるための詰め方まで、 基本から応用まで を網羅してお伝えします。
美味しいいなり寿司の皮(油揚げ)の作り方
いなり寿司の味を大きく左右するのが、油揚げの煮方です。ここでは、基本となる甘辛い味付けで、ジューシーに仕上がる方法をご紹介します。
材料
- 油揚げ(大きめのもの):10枚
- だし汁:300ml
- 醤油:大さじ3
- みりん:大さじ3
- 砂糖:大さじ2
- 酒:大さじ1
作り方
- 油揚げの下準備:油揚げは、熱湯をかけて油抜きをします。こうすることで、余分な油が取れ、煮汁が染み込みやすくなります。キッチンペーパーで水気をしっかり拭き取ります。
- 油揚げを開く:油揚げの辺(袋状になっていない辺)を、手で押さえながら優しく開いていきます。破れないように注意しながら、1枚ずつ丁寧に開いてください。
- 煮汁を作る:鍋にだし汁、醤油、みりん、砂糖、酒を入れ、中火にかけて煮立たせます。
- 油揚げを煮る:煮立ったら火を弱め、油揚げを静かに加えます。落し蓋(アルミホイルやクッキングシートでも可)をして、弱火で15分〜20分ほど煮込みます。時々油揚げの上下を返しながら、煮汁が全体に染み込むようにします。
- 味をなじませる:火を止めたら、そのまま鍋の中で粗熱を取り、味をなじませます。一晩置くと、さらに味が染み込んで美味しくなります。
- 水気を絞る:食べる直前、または詰める直前に、煮汁から油揚げを取り出し、軽く手で絞ります。絞りすぎるとパサついてしまうので、 ジューシーさを残す ように、ほんの少し煮汁が残る程度が理想です。
ポイント
- 油揚げは、厚みがあって煮崩れしにくいものがおすすめです。
- 煮汁の甘さや塩加減は、お好みで調整してください。
- 一晩置くことで、より一層深みのある味わいになります。
美味しいいなり寿司の詰め方
油揚げの準備ができたら、次は酢飯を詰めていきます。ふっくらと、見た目も美しく詰めるためのコツをご紹介します。
酢飯の作り方(参考)
いなり寿司に合う酢飯は、基本の酢飯に、刻んだ紅生姜や、ごまなどを加えても美味しいです。
- 米:2合
- 酢:大さじ3
- 砂糖:大さじ1.5
- 塩:小さじ1
- (お好みで)刻み紅生姜、白ごまなど
- 米は通常通り炊きます。
- ボウルに酢、砂糖、塩を入れて混ぜ、砂糖と塩が溶けるまで軽く温めるか、よく混ぜます。
- 炊きあがったご飯に酢液を回しかけ、しゃもじで切るように混ぜ合わせ、うちわなどで扇いで冷まします。
- お好みで紅生姜やごまを混ぜ込みます。
詰め方
- 油揚げの準備:煮上がって軽く絞った油揚げを、袋状に開いた部分を上にして、手で軽く形を整えます。
- 酢飯の準備:酢飯は、手に酢水(水に少量の酢を溶かしたもの)をつけて、ベタつきを防ぎながら、油揚げの大きさに合わせて握ります。
- 詰める:油揚げの袋の中に、酢飯を詰めていきます。欲張って詰めすぎると、油揚げが破れたり、酢飯がはみ出したりするので、 八分目程度 を目安に、ふんわりと詰めるのがコツです。
- 形を整える:酢飯を詰めたら、油揚げの口を軽く押さえ、形を整えます。油揚げの端を少し折り返すようにしても可愛らしく仕上がります。
- 盛り付け:お皿に並べたり、お弁当箱に詰めたりして完成です。
応用編
- 彩りを添える:酢飯に、刻んだ錦糸卵、きゅうりの細切り、桜でんぶなどを混ぜ込むと、彩り豊かないなり寿司になります。
- 食感を楽しむ:酢飯に、刻んだ椎茸の甘煮や、枝豆などを加えると、食感も楽しめます。
- 変わり種:油揚げを煮る際に、昆布や唐辛子などを加えて風味を変えるのもおすすめです。
まとめ
美味しいいなり寿司は、油揚げの煮方と酢飯の詰め方が鍵となります。基本をしっかりと押さえれば、誰でも簡単に、そして美味しく作ることができます。今回ご紹介した方法を参考に、ぜひご家庭で手作りいなり寿司を楽しんでみてください。甘辛い油揚げのジューシーさと、酢飯の爽やかな酸味は、子供から大人まで、みんなに愛される味わいです。
