穀物を使った代替乳:ライスミルク、オーツミルクの作り方
ライスミルクの作り方
基本のライスミルク
ライスミルクは、お米を主原料とした植物性ミルクで、牛乳アレルギーの方やヴィーガンの方にも人気があります。消化も良く、ほんのりとした甘みが特徴です。家庭でも比較的簡単に作ることができます。
材料
- お米(炊いたもの、または生米):1合(約150g)
- 水:400ml〜600ml(お好みの濃度で調整)
- (お好みで)甘味料(メープルシロップ、アガベシロップなど):少量
- (お好みで)塩:ひとつまみ
作り方
- 生米を使用する場合:生米を使う場合は、よく洗ってから水に30分〜1時間ほど浸けておきます。炊いたご飯を使う場合は、粗熱を取っておきます。
- ミキサーにかける:炊いたご飯(または水で戻した生米)と水をミキサーに入れます。お好みで甘味料や塩も加えます。
- 撹拌する:なめらかになるまで、2〜3分しっかりと撹拌します。米の粒が残らないように、念入りに撹拌するのがポイントです。
- 濾す:布巾やガーゼ、または目の細かいザルにキッチンペーパーを敷いて、ミキサーで撹拌した液体をゆっくりと濾します。スプーンの背などで押さえて、しっかりと水分を絞り出します。
- 完成:濾した液体がライスミルクです。清潔な容器に移し、冷蔵庫で保存します。
ポイントと注意点
- 米の種類:うるち米、もち米どちらでも作れます。もち米を使うと、よりクリーミーな仕上がりになります。
- 水の量:水の量はお好みの濃度に合わせて調整してください。多めにするとサラサラに、少なめにすると濃厚になります。
- 保存方法:冷蔵庫で保存し、2〜3日を目安に飲み切りましょう。
- 風味:加熱せずに作ると、生米の風味が残ることがあります。気になる場合は、濾す前に一度軽く煮る(沸騰させない程度)という方法もありますが、酵素の働きが失われるため、風味や栄養価が変わる可能性があります。
- アレンジ:バナナやりんごなどのフルーツを一緒にミキサーにかけると、フルーティーなライスミルクになります。
加熱調理するライスミルク(より滑らかに)
生米から作る場合、加熱することでより滑らかな口当たりと、米の甘みを引き出した風味になります。
材料
- 生米:1合(約150g)
- 水:800ml〜1000ml
- (お好みで)甘味料:少量
- (お好みで)塩:ひとつまみ
作り方
- 米を洗う:生米をよく洗います。
- 煮る:鍋に米と水(800ml〜1000ml)を入れ、中火にかけます。沸騰したら弱火にし、米が柔らかくなるまで(約15〜20分)煮ます。
- 粗熱を取る:火から下ろし、粗熱を取ります。
- ミキサーにかける:粗熱が取れた米と煮汁をミキサーに入れます。お好みで甘味料や塩も加えます。
- 撹拌する:なめらかになるまで、2〜3分しっかりと撹拌します。
- 濾す:布巾やガーゼ、または目の細かいザルにキッチンペーパーを敷いて、ミキサーで撹拌した液体をゆっくりと濾します。
- 完成:完成したライスミルクを清潔な容器に移し、冷蔵庫で保存します。
ポイントと注意点
- 水の量:米を煮る段階で水分が蒸発するため、生米を直接ミキサーにかける場合よりも多めの水を使います。
- 濾す際の工夫:煮た米と煮汁をそのままミキサーにかけると、より滑らかに仕上がります。
オーツミルクの作り方
基本のオーツミルク
オーツミルクは、オートミール(オーツ麦)を主原料とした植物性ミルクで、クリーミーな口当たりと香ばしさが特徴です。こちらも家庭で手軽に作ることができます。
材料
- ロールドオーツ(クイックオーツでも可):100g
- 水:400ml〜500ml(お好みの濃度で調整)
- (お好みで)甘味料(メープルシロップ、アガベシロップなど):少量
- (お好みで)塩:ひとつまみ
- (お好みで)バニラエッセンス:数滴
作り方
- オーツ麦を浸水させる:ロールドオーツをボウルに入れ、水(分量外)をひたひたに注ぎ、10〜30分ほど置きます。クイックオーツの場合は、浸水時間は短めでも構いません。
- 水気を切る:浸水させたオーツ麦の水気をしっかりと切ります。
- ミキサーにかける:水気を切ったオーツ麦と水(400ml〜500ml)をミキサーに入れます。お好みで甘味料、塩、バニラエッセンスも加えます。
- 撹拌する:なめらかになるまで、30秒〜1分ほど短めに撹拌します。長く撹拌しすぎると、粘り気が出てしまうので注意が必要です。
- 濾す:布巾やガーゼ、または目の細かいザルにキッチンペーパーを敷いて、ミキサーで撹拌した液体をゆっくりと濾します。オーツ麦を強く絞りすぎないように注意しましょう。
- 完成:完成したオーツミルクを清潔な容器に移し、冷蔵庫で保存します。
ポイントと注意点
- オーツ麦の種類:ロールドオーツが一般的ですが、クイックオーツでも作れます。ただし、クイックオーツは粘りが出やすいため、撹拌時間には特に注意が必要です。
- 撹拌時間:オーツミルクは、米粉のようにでんぷん質が溶け出しやすいため、長時間の撹拌は粘りを生じさせます。短時間で仕上げるのがコツです。
- 濾す際の注意:オーツ麦のネバネバした成分が溶け出しやすいため、強く絞りすぎるとドロドロになることがあります。優しく濾すのがポイントです。
- 保存方法:冷蔵庫で保存し、2〜3日を目安に飲み切りましょう。市販のものと比べて保存期間は短めです。
- 分離:オーツミルクは、時間が経つと成分が分離しやすい性質があります。飲む前によく振ってからお召し上がりください。
- アレンジ:ココアパウダーや抹茶パウダーを加えて、フレーバーオーツミルクにするのもおすすめです。
加熱調理するオーツミルク(より風味豊かに)
オーツ麦を軽く煮ることで、より香ばしく、風味が豊かになります。
材料
- ロールドオーツ:100g
- 水:600ml〜700ml
- (お好みで)甘味料:少量
- (お好みで)塩:ひとつまみ
- (お好みで)バニラエッセンス:数滴
作り方
- オーツ麦を洗う:ロールドオーツをさっと洗います。
- 煮る:鍋にオーツ麦と水(600ml〜700ml)を入れ、中火にかけます。沸騰したら弱火にし、オーツ麦が柔らかくなるまで(約5〜10分)煮ます。
- 粗熱を取る:火から下ろし、粗熱を取ります。
- ミキサーにかける:粗熱が取れたオーツ麦と煮汁をミキサーに入れます。お好みで甘味料、塩、バニラエッセンスも加えます。
- 撹拌する:なめらかになるまで、30秒〜1分ほど短めに撹拌します。
- 濾す:布巾やガーゼ、または目の細かいザルにキッチンペーパーを敷いて、ミキサーで撹拌した液体をゆっくりと濾します。
- 完成:完成したオーツミルクを清潔な容器に移し、冷蔵庫で保存します。
ポイントと注意点
- 水の量:煮ることで水分が蒸発するため、生オーツ麦を直接ミキサーにかける場合よりも多めの水を使います。
- 加熱による変化:加熱することで、オーツ麦のでんぷん質がより溶け出しやすくなり、滑らかさが増す傾向があります。
まとめ
ライスミルクとオーツミルクは、それぞれ異なる風味と特徴を持つ植物性ミルクです。ご家庭で手作りすることで、添加物を気にすることなく、お好みの甘さや濃度に調整できるのが魅力です。どちらも、そのまま飲むだけでなく、シリアルにかけたり、スムージーに加えたり、料理やお菓子作りに活用したりと、様々な用途で楽しめます。新鮮なうちに飲み切ることで、より美味しく、安全にいただくことができます。
