米・雑穀・惣菜・弁当・冷凍レトルト・調味料:ラザニア、カネロニ:成形パスタの種類と詰め物のレシピ
ラザニアとカネロニの魅力
ラザニアとカネロニは、イタリアを代表する家庭料理であり、その温かさと満足感は多くの人々を魅了しています。これらの成形パスタは、平たい板状のラザニアシートや筒状のカネロニが主役となり、そこに濃厚なソースや風味豊かな詰め物を重ねたり詰めたりしてオーブンで焼き上げられます。それぞれの調理法や味わいは異なりますが、共通しているのは、家族や友人との団欒を彩るのに最適な料理であるということです。今回は、ラザニアとカネロニの基本的な種類、そしてそれぞれの特徴を活かした詰め物のレシピについて、詳しくご紹介していきます。
ラザニアの種類と基本
ラザニアは、薄い板状のパスタを層状に重ねて作られる料理です。一般的に、ボロネーゼソース(ミートソース)やベシャメルソース(ホワイトソース)を交互に重ね、チーズをかけてオーブンで焼き上げます。:
- ラザニア・アッラ・ボロニェーゼ: 最もポピュラーなタイプで、牛肉と豚肉をじっくり煮込んだミートソースと、クリーミーなベシャメルソースの組み合わせが特徴です。
- ラザニア・ビアンカ: ミートソースを使わず、ベシャメルソースとチーズ、そして野菜やきのこなどの具材で作られます。あっさりとした味わいが楽しめます。
- ラザニア・アル・ペスト: バジルの風味が爽やかなジェノベーゼソースを使ったラザニアです。夏場にもぴったりです。
ラザニアの詰め物レシピ例:クラシック・ボロネーゼ
このレシピは、家庭で作りやすいクラシックなラザニア・アッラ・ボロニェーゼの詰め物とソースの作り方です。:
材料
- ラザニアシート(乾燥または生): 10〜12枚
- 牛ひき肉: 300g
- 玉ねぎ: 1個(みじん切り)
- にんじん: 1/2本(みじん切り)
- セロリ: 1/2本(みじん切り)
- ニンニク: 1かけ(みじん切り)
- トマト缶(カット): 1缶(400g)
- 赤ワイン: 100ml
- オリーブオイル: 大さじ2
- 塩、こしょう: 少々
- ナツメグ: 少々
- バター: 50g
- 薄力粉: 50g
- 牛乳: 500ml
- パルメザンチーズ(すりおろし): 50g
- ピザ用チーズ: 100g
作り方
- ミートソースを作る: フライパンにオリーブオイルとニンニクを熱し、香りを出す。玉ねぎ、にんじん、セロリを加えてしんなりするまで炒める。
- 牛ひき肉を加えて色が変わるまで炒め、塩、こしょう、ナツメグで味を調える。
- 赤ワインを加えてアルコールを飛ばし、トマト缶を加えて弱火で30分〜1時間煮込む。
- ベシャメルソースを作る: 鍋にバターを溶かし、薄力粉を加えて弱火で炒める。
- 牛乳を少しずつ加えながら泡立て器でよく混ぜ、ダマにならないように滑らかにする。
- とろみがついたら塩、こしょうで味を調え、パルメザンチーズを加えて混ぜる。
- ラザニアを組み立てる: 耐熱皿にベシャメルソースを薄く敷き、ラザニアシートを並べる。
- ミートソース、ベシャメルソース、ピザ用チーズを交互に重ねていく。
- 一番上にベシャメルソースとピザ用チーズをたっぷりかけ、オーブンで20〜25分、焼き色がつくまで焼く。
カネロニの種類と基本
カネロニは、筒状のパスタに詰め物をし、ソースをかけてオーブンで焼き上げる料理です。ラザニアとは異なり、パスタ自体が器のような役割を果たします。:
- カネロニ・アル・リコッタ・エ・スピナッチ: リコッタチーズとほうれん草を詰め物にした、定番かつ人気のカネロニです。トマトソースまたはベシャメルソースで仕上げられます。
- カネロニ・アッラ・カルネ: ミートソースを詰め物にした、食べ応えのあるカネロニです。
- カネロニ・ディ・ポッロ: 鶏肉と野菜を詰め物にした、ヘルシーなカネロニです。
カネロニの詰め物レシピ例:リコッタとほうれん草のカネロニ
このレシピは、クリーミーで優しい味わいのリコッタチーズとほうれん草を詰め物にしたカネロニの作り方です。:
材料
- カネロニ(乾燥または生): 12〜15本
- リコッタチーズ: 250g
- ほうれん草(冷凍でも可): 200g
- パルメザンチーズ(すりおろし): 50g
- 卵: 1個
- ニンニク: 1かけ(みじん切り)
- ナツメグ: 少々
- 塩、こしょう: 少々
- オリーブオイル: 大さじ1
- トマトソース(市販品または手作り): 500ml
- ピザ用チーズ: 100g
作り方
- 詰め物を作る: ほうれん草は下茹でして水気をよく絞り、細かく刻む。冷凍の場合は解凍して水気を切る。
- ボウルにリコッタチーズ、刻んだほうれん草、パルメザンチーズ、卵、ニンニク、ナツメグ、塩、こしょうを入れてよく混ぜ合わせる。
- カネロニを詰める: カネロニの空洞に、スプーンや絞り袋を使って②の詰め物を詰める。
- オーブンで焼く: 耐熱皿にトマトソースを薄く敷き、詰め物をしたカネロニを並べる。
- 残りのトマトソースをカネロニの上からかけ、ピザ用チーズを散らす。
- オーブンで20〜25分、チーズが溶けて焼き色がつくまで焼く。
その他の成形パスタとアレンジ
ラザニアやカネロニ以外にも、様々な形状の成形パスタが存在し、それぞれに合った調理法や詰め物があります。例えば、コンキリエ(貝殻型)やルオーテ(車輪型)などは、ソースがよく絡むため、クリームソースやラグーソースと相性が良いです。また、ディタリ(指のような形)のような小さなパスタは、スープやサラダにもよく使われます。
これらの成形パスタは、定番のイタリアンだけでなく、和風や中華風にアレンジすることも可能です。例えば、ラザニアに明太子クリームソースを使ったり、カネロニに麻婆豆腐の具材を詰めたりするなど、自由な発想で新しい美味しさを探求することができます。
まとめ
ラザニアとカネロニは、その形状と調理法から、食卓に華やかさと温かい雰囲気をもたらしてくれる料理です。今回ご紹介したレシピを参考に、ぜひご家庭でこれらの成形パスタを楽しんでみてください。詰め物やソースをアレンジすることで、自分だけのオリジナルラザニアやカネロニを作り出すことも可能です。これらの料理は、大切な人との食事をより一層特別なものにしてくれることでしょう。
