炊飯器で放置!海南鶏飯(シンガポールチキンライス)の再現レシピ
はじめに
海南鶏飯(シンガポールチキンライス)は、シンガポールを代表する国民食であり、世界中で愛されている料理です。鶏の旨味が凝縮された炊き込みご飯と、しっとりと柔らかい鶏肉、そして薬味たっぷりのタレが絶妙なハーモニーを奏でます。本来は手間のかかる料理ですが、炊飯器を使えば驚くほど簡単に再現できます。このレシピでは、家庭でも本格的な海南鶏飯を楽しめるよう、材料や手順を丁寧に解説します。初心者の方でも失敗なく作れるよう、コツやポイントも盛り込みました。
材料(2〜3人分)
【鶏肉】
- 骨付き鶏もも肉(またはむね肉): 1枚(約300g)
- 塩: 小さじ1/2
- 酒(または紹興酒): 大さじ1
【炊き込みご飯】
- 米: 2合
- 鶏がらスープの素(顆粒): 小さじ2
- 塩: 少々
- 生姜(みじん切り): 1かけ分
- にんにく(みじん切り): 1かけ分
- サラダ油(または鶏油): 大さじ1
- 水: 炊飯器の2合の目盛りまで
【タレ】
- 生姜(すりおろし): 2かけ分
- にんにく(すりおろし): 1かけ分
- 醤油: 大さじ3
- オイスターソース: 大さじ1
- 砂糖: 小さじ1
- ごま油: 小さじ1
- 鶏がらスープ(または水): 大さじ2
- (お好みで)チリソース(サンバルなど): 少々
【薬味】
- 香菜(パクチー): 適量
- きゅうり(薄切り): 適量
- トマト(くし形切り): 適量
作り方
STEP 1:鶏肉の下準備
骨付き鶏もも肉(むね肉でも可)に塩、酒(または紹興酒)を揉み込み、10分ほど置きます。これにより、鶏肉が柔らかくなり、臭みが取れます。
STEP 2:鶏肉を茹でる
鍋に鶏肉とかぶるくらいの水、生姜(薄切り)、ねぎ(青い部分)を入れ、火にかけます。沸騰したらアクを取り、弱火にして蓋をし、20〜25分ほど茹でます。竹串を刺して透明な肉汁が出ればOKです。
STEP 3:鶏肉の漬け込み液を作る
茹で上がった鶏肉は、火を止めた鍋の中にそのまま漬け込み、蓋をして30分ほど余熱で火を通します。この工程で鶏肉はしっとりジューシーに仕上がります。鶏肉を茹でたスープは、後で炊き込みご飯やタレに使うので、捨てずに取っておきます。
STEP 4:炊き込みご飯の準備
米を研ぎ、炊飯器の内釜に入れます。鶏がらスープの素、塩、みじん切りにした生姜とにんにく、サラダ油(または鶏油)を加えます。鶏肉を茹でたスープを2合の目盛りまで加えます。スープが足りない場合は、水を足してください。
STEP 5:鶏肉を乗せて炊飯
②の鶏肉を、②のスープから取り出し、④の内釜に米の上に重ならないように乗せます。炊飯器のスイッチを押し、通常通り炊飯します。
STEP 6:タレを作る
ボウルにタレの材料を全て混ぜ合わせます。お好みでチリソースを加えても美味しいです。
STEP 7:盛り付け
炊き上がったら、鶏肉を取り出し、食べやすい大きさに切ります。炊き込みご飯を器に盛り、切った鶏肉を乗せます。香菜、きゅうり、トマトなどの薬味を添え、タレをかけて完成です。
調理のポイントとアレンジ
鶏肉について
骨付きの鶏もも肉を使うと、より本格的な味わいになります。むね肉を使う場合は、茹で時間を少し短めに調整するとパサつきを防げます。茹でる際に、ネギの青い部分や生姜を一緒に入れると、鶏肉の臭みが取れ、風味が増します。
鶏油について
本来の海南鶏飯では、鶏肉から出た鶏油を炊き込みご飯に使うと、より風味が豊かになります。鶏肉を茹でる前に皮目を下にしてフライパンで熱し、出てきた油を汲み取っておくと良いでしょう。手に入りにくい場合は、サラダ油やごま油で代用しても美味しく作れます。
スープの活用
鶏肉を茹でたスープは、旨味がたっぷり詰まっています。炊き込みご飯に使うだけでなく、タレに少量加えたり、そのままスープとして飲んだりするのもおすすめです。お好みで、鶏がらスープの素の量を調整してください。
タレのバリエーション
基本のタレに加えて、お好みで様々なアレンジが可能です。例えば、辛いのがお好きな方は、刻んだ鷹の爪や唐辛子パウダーを加えたり、甘みが欲しい方は砂糖の量を増やしたりしてみてください。また、ナンプラーを少量加えると、エスニックな風味が増します。
薬味の重要性
香菜(パクチー)は海南鶏飯に欠かせない薬味です。苦手な方は、ミントや大葉などで代用することもできます。きゅうりやトマトの瑞々しさが、濃厚な鶏肉とご飯の味のアクセントになります。
炊飯器の選び方
IH炊飯器や圧力IH炊飯器をお使いの場合は、よりふっくらと美味しく炊き上がります。ただし、通常の炊飯器でも十分に美味しく作ることができます。炊飯器の取扱説明書を確認し、最適な水量で炊飯してください。
冷凍保存
もし余ってしまった場合は、粗熱を取ってから密閉容器に入れ、冷蔵庫で2〜3日保存可能です。冷凍保存する場合は、1食分ずつ小分けにしてラップで包み、冷凍用保存袋に入れて冷凍庫で約2週間保存できます。解凍する際は、電子レンジで温めるか、フライパンで軽く炒めると美味しくいただけます。
冷凍レトルトとの比較
市販の冷凍レトルトの海南鶏飯も手軽で美味しいですが、やはり自家製には敵いません。特に、炊き立てのご飯の香りや、鶏肉のしっとりとした食感は格別です。このレシピを参考に、ぜひご家庭で本格的な味をご堪能ください。
まとめ
海南鶏飯は、炊飯器を使えば驚くほど簡単に作れる、手間いらずで美味しい料理です。鶏肉の旨味が染み込んだご飯と、ジューシーな鶏肉、そして風味豊かなタレの組み合わせは、一度食べたらやみつきになること間違いなしです。このレシピを参考に、ぜひご家庭で本格的なシンガポールチキンライスを再現してみてください。おもてなし料理としても喜ばれることでしょう。
